❁ポニーテールとプラットホームと日常❁

秋のせいか色々な考えが巡ります。

事務所にはパートの方が居て、毎日私を笑わせてくれます。息を吸う暇もなくお喋りが大好きな人で色々な人とすぐにうち解けて誰とでも仲良くなれるタイプの人です。その方が遅番だったらお迎えに来るご主人の車に私も一緒に乗せてくれて駅近のデパートで降ろしてくれるのです。ご夫婦揃って優しくて素敵な方でそういう面では私は恵まれてるなぁとつくづく感じます。

一方で昨日行なわれた内容の薄い会議。

まるで宗教団体のようなトップの言動に私は恐怖すら覚えました。そして相変わらず「イマドキの会社はね…」とどこの何の業種の会社と自社を比較しているのかわからない、理解に苦しむ話を永遠と聞かされました。ハッキリ分かったのはイエスマンは可愛がられる事でした。そこには常識も非常識も存在せず、ただ自分の理想世界を作る謂わばヒトラーのような独裁を彷彿とさせる空間が広がっていました。

私はその世界に入るつもりもなければイエスマンとなり上手に今ある現状を渡り歩く事もしたくありません。むしろやや離れた所で知らないフリをして静観していたいと感じます。そのくらい悍ましいと感じました。

当初最大で2ヶ月間と言われていた遠方勤務。案の定、話は二転三転して数ヶ月先まで延びそうです。毎日立つプラットホーム、今日は珍しく残暑を思わせる暑さが私を襲い仕事終わりにおろしていた髪を一つに束ねポニーテールにしました。

冬になると雪の影響で頻繁に止まる列車。今後どうなるのかなと線路を見つめ考えていました。