❁43℃のお湯❁

普段時間がある時は39℃〜40℃のお湯に約2時間浸かるのが私の入浴スタイル。その間にアマゾンプライムビデオを視聴したり音楽を聴いたり、リラックスしながらバスタイムを楽しんでいる。
でも時間がない時、例えば稽古で遅く帰宅した場合は長く入浴する事が出来ない。でも粒のような汗をかいてリフレッシュしたい!そういう時に43℃のお湯に浸かる。お風呂の温度としてはかなり高めでお湯に浸かると全身が一瞬痒くなる。それと同時に「くーーっ!!」と声が出るほどの気持ち良さもある。そしてしばらくするとジワジワ汗がふき出して来る。

入浴したての気持ち良さは動かずにいると全くなくなってしまう。お湯の温度と自分の体がまるで一体になったかのように、お湯に浸かっているという感覚さえもなくなる。そんな時、足などを少し動かしてみるとまた入浴したてのあの熱さが体に伝わり心地良さが戻って来る。でもまたしばらくそのまま黙っていると体は慣れ、感覚を失う。だから私はまた動き心地良さを求める。

そこで思ったのが社会生活や趣味など全てを含めたライフスタイルについてだ。多くの人は自分の興味があるものについて新しい情報などを知りたがり又は欲しがってそれを手にする。でも手にした瞬間が喜びのピークで後は慣れていき空気にも似た当たり前のものへと変化していく。そしてまた新しいものに目移りしてそれを手にし、また同じように当たり前のものになっていく。そう聞くと悪いようにしか思えないけれど実はそうではなく常に新しい刺激だったりワクワクを求めているという事だ。仕事に関して言えば向上心があって新しい事にどんどんチャレンジしてあらゆる分野で力を発揮出来るように自らスキルアップしていく、そんなイメージだ。

でも今の日本の社会ってとても生きづらく、希望や夢を持って輝こうとしている人間を不要とする事が多い。「与えられた仕事をしっかりやるだけでそれ以上はいいんだよ」こう言われてラッキーだと思う人間ともっと高みを目指したいのにどうして…と思う人が居る。もらう給与は同じなのに。
そしてそこからまた諦める人とめげずに戦う人が居る。この負のスパイラルが日本をどんどん悪くしているような気がする。

「これからは君達の時代だ」という言葉の重みを知って欲しい。それを言っている人生の大先輩が日本の未来を壊している。今の若者が駄目なんじゃない、向上心を潰す大人が悪いのだ。

…そんな事を考えながら入浴していた先週の金曜日、稽古後の43℃のお湯。
今日は朝から脳みそをフル活用して少し気が滅入っているのでぬるめのお湯でゆっくりリフレッシュしようと思う。


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自分を愛したい、大切にしたい。それが周りの大切な人達を幸せにする一歩になる。趣味の写真やペット達の事、色々なゲームのレビュー・プレイ日記、時事ネタ、心の中の事を綴っていきます。

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